もう20回以上見ていて
折りにふれて見たくなる作品。
これはまさに
「運命の出会い」
若い二人は、
これは運命の出会いだと確信しているけど、
その運命の出会いもいつかは、
陳腐なものに変わってしまうのでないかと恐れている。
初恋
悩み
自分の性格
親
元恋人との付き合い
将来の事
などなど
相手を知ること
自分を伝えること
お互いを知り合うことの喜び
運命の出会いが、
陳腐なものにならないように
たくさんの言葉を重ね合わせていく
Don’t you know me
Don’t you know me by now
君はまだ僕の気持ちが分からないのかい
everything we know is stardust
私たちはみんなは星屑でできている
二人の旅を彩る言葉の数々
そして、交わる二人の視線
何度見ても心が躍ります。
milkshakeの詩は本当に素晴らしい
あのタイミングであんな詩を読まれたら、何かのメッセージだと思わずにはいられない
※とりあえず、今度生まれ変わったら
川縁でタバコを吸いながら詩を書くような人になりたい。
牛演劇
Q&Aタイム
レコード店
スターダストおばさん
クェーカー教の結婚式
観覧車
絵画展
酔いどれ詩人
ピンボール
バースダンス
船上パーティー
ワイングラスを盗んだバー
エピソードがたくさんでどれも興味深い
そして、
熟年夫婦のケンカが
若者の出会うきっかけになったというのがなんともいえず皮肉が効いていい。
追記:
ジェシーがセリーヌに一緒に列車を降りようと言い、それを伝えなかったら、残りの人生絶対後悔すると思ったんだ。
と一世一代くらいの勇気を振り絞って言ったあと、
二人で散歩したら、なんかぎこちない感じになってしまって、
この橋いいよね?
って訳分からない事言ってしまうのが微笑ましい。
終始、
キスしたいって言おうとした?
セックスって事など、
リードしてくセリーヌにタジタジになるジェシー、少しずつ近づいていく距離感が甘酸っぱい
神様は私たちの間にいると思うというフレーズも好きだけど、
そのあとの、
この世界に魔法があるとしたら、
それは誰かを理解しようとする事や、
何かを分かち合おうとする事の中にあると思う
というフレーズも深い。
こちらとしては、
この二人なら
あと2日間くらい歩き続けてくれてもずっと見てられました(笑)
別れのシーン
Byeは気軽すぎるし
Good byeは堅苦しいし、
最後、Laterに落ち着く流れが切ない
サラッとしているようにみえて
現実は変えられないけど、
二人の気持ちは途切れないっていう決意にも受け止められる